​なぜ草月流は「左右対称」にいけないのか?心の余白を生む、非対称の美学

皆さん、こんにちは。

​私たちの周りには、デザインもビルも左右対称(シンメトリー)で「整った」ものが多いですよね。

でも、草月流のいけばなでは、あえてそのバランスを「崩す」、つまりどんな作品も、非対称にいける特徴があります。

それは、自然界の植物に、完璧な左右対称は存在しないからです。

​草月流では、テキスト1で基本の花型法、「真・副・控」を学びますが、それら3点を結ぶと、必ず「不等辺三角形」になります。

その結果、見る角度によって表情が変わる立体感が生まれるのです。

​「非対称」が教えてくれること

​左右対称は「完成・静止」を意味しますが、非対称は「変化・これからの動き」を予感させるものです。

皆さんは非対称のいけばなや自然を見たとき、どう感じますか。

そしてその視点を自分自身にあててみてください。

私達女性は慌ただしい日常の中で、常に自分の外見や仕事、生活、子育て等に無意識に完璧を求めたり、求められがちなことに気づくのです。

草月流は、いけばなを通して100%完璧に整えようとしなくていい、あえて崩したところに生まれる「余白」や「個性」こそが、人の心を惹きつけることを教えてくれます。

次にお花をいけるとき、あるいは街の植物を見つめるとき、あえて「非対称の美しさ」を探してみてください。

きっと、そこに自然の躍動感、美しさが感じられるはずです。

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hanatowa

幼い頃から「和」の世界に究極の癒しと豊かさを感じて育ちました。法律と数字の世界でのキャリアを生かしつつ、2028年に「日常の中に一輪の花と一服の安らぎを」をコンセプトに、余白の美を楽しむ教室、ハナトワを開業予定です。よろしくお願いいたします。

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